Rootcanal 精密根管治療

根管治療（歯内療法）と言われる歯の根っこの治療は、むし歯などで神経をとった歯を、出来る限り長持ちさせるための大切な治療です。

残念なことですが、過去の日本の根管治療の成功率は高いとは言えず、私たち歯科医師は、歯の根っこの治療を再び繰り返しているのが現状です。それは、根管治療（歯内療法）が肉眼では確認することができない非常に細かな処置が必要となるため、レントゲン画像をもとに、手探りで治療を行うしかなかったためです。

しかし、欧米の根管治療（歯内療法）では、日本よりも一足前にマイクロスコープが幅広く活用され、この治療の治療効率や成功率の上昇に繋がりました。

歯の根っこは、実は一人ひとり、形が異なり、根管（根っこ）の数も異なります。これらの情報は、根管治療においては必須の情報となりますが、従来のレントゲン画像では、正確な形や本数を把握するには限界がありました。

しかし、CT画像を活用することで、事前にこれらの情報を把握することが可能になり、漏れのない根管治療が可能になります。

根管治療では、治療中に、歯の根っこに唾が入ってしまうと、唾の中に含まれる細菌が再び歯の根っこに入ってしまいます。

唾や細菌の侵入から、根っこを治療中の歯を隔離するために、「ラバーダム」というゴムのカバーをかける治療方法があります。ラバーダムは11,000円でご利用いただけます。ご希望の方は治療の際にお声がけください。

精密根管診療は、歯の位置によって根の数や形態が異なるため、それぞれの歯によって治療費用が異なります。ここで紹介している治療費用は、基本的な治療費用となります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。