Implant インプラント
その違いは、治療後にこそ、よくわかります
当院には、ご紹介によるインプラントによる治療の患者さまが数多くご来院されています。それは、一般の患者さまによるご紹介はもちろんですが、大阪のみならず、日本各地の歯科医師の先生方をはじめ、歯科業界関係者の方々によるご紹介が多いことも当院の特徴のひとつです。
これは、当院でインプラントによる治療を受けられた数多くの患者さまが、実際に歯を再建し、結果として、当院の方法を選んでよかったと思ってくださっているからに他ならないと考えています。また、歯科医師の先生方をはじめとする歯科業界関の方々からのご紹介が多い理由は、当院が国内外の歯科医師の先生に向け、インプラントによる治療の講演・指導などを精力的に続けている結果であると自負しています。
「その違いは、治療後にこそよくわかる」。そんななかやま歯科のインプラントによる治療の現在をご紹介します。
※インプラントによる治療は自由診療です。
2回の手術をすることは、ほとんどありません
インプラントによる治療では、手術を2回行うケースが未だ主流となっています。しかし当院のインプラントによる治療は、その大半が1回の手術で終了し、2回の手術を行うことは、今やほとんどありません。
それは患者さまの立場に立てば、手術という外科的処置を1度で終えられる心理的なメリットはもちろん、最短2か月でインプラントによる治療が完了する例をはじめ、治療期間の大幅な短縮など、体の負担を軽減するメリットももたらします。
骨を増やす手術も、ほとんど行いません
現在においても、長いインプラントを骨の中に埋め込むほうが有利だとの認識から、インプラントによる治療に入る前に、骨を増やす治療を行うことが数多くあります。しかしこれも手術を伴い、また治療期間も長期に及ぶため、患者さまの負担が大きくなることに違いありません。
しかし当院では、従来の長いインプラントではなく、「ワイド・ショートインプラント」を活用することで、骨を増やすことなく、患者さまの現在の骨を最大限に利用したインプラントによる治療が可能です。
手術当日から、しっかり噛んで食事ができます
インプラントによる治療は、骨とインプラントがしっかりと結合することが大切です。このため、何か月も結合を待つケースもありますが、当院が採用する術式や機材では、インプラントを埋めた直後から、強固な初期固定(骨とインプラントの結合)ができています。
もちろんこれは感覚論ではなく、すべての手術において、結合の度合を磁力装置にて計測し、根拠ある測定数値からしっかりと固定できていることを確認しています。このように当院では、エビデンスに基づく治療プロセスを確立し、その内容を患者さまと確認しながら治療を進めています。
その結果、手術後はそのまま仮歯を装着し、その日のうちに、しっかりと噛んで食事をしていただくことも可能です。
術後の腫れや出血、その少なさを公開しています
インプラントによる治療をどこで受けるか迷っている時、プロの立場からお勧めしたいことは、「インプラントによる治療の翌日の患部写真を出来る限りたくさん見せてください」とお願いすることです。そうすると、どの程度の腫れや出血があるかを確認することができます。
当院では、国際シンポジウムや国内外の学会のみならず、当院にご相談くださった患者さまに対しても、ご要望に応じ、手術中写真や翌日の状況をはじめとする治療経過を多数ご覧いただき、術後の不安を取り除くことを大切にしています。
主訴 | 前歯で寿司の軍艦を咬み切りたい。歯が動揺して咬めない。インプラントで咬めるようになりたい。 |
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診断名・主な症状 | 重度歯周病。歯が動揺して咬めない。 |
年齢 | 54歳 |
性別 | 女性 |
治療詳細 | 下顎前歯部以外は全てインプラント |
治療期間 | 6ヶ月間 |
治療回数 | 15回 |
費用 | 7,590,000円(税込) |
リスク・副作用 | 上部構造セラミックの破折。インプラント周囲炎のリスク(メインテナンス不良の場合)。 |
治療後に差が出る「歯ぐきの見た目」
治療後には、しっかりと噛めることに加え、その「見た目」にも、いつまでもご満足いただくことが大切です。当院が治療前にお顔の表情写真をたくさん撮影するのは、治療後の歯ぐきのラインや歯の長さを緻密に計算し、お顔とお口の調和に徹底してこだわるためです。
加えて、元々のご自身の歯がなくなると、たとえインプラントを埋めても、その周囲の歯ぐきがへこんでしまいます。当院では、抜歯したご自身の歯の根っこが使える場合には、その一部を歯ぐきの中に残すことで、先々の歯ぐきの見た目を維持する治療も行っています。
主訴 | 事故で前歯をぶつけた |
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診断名・主な症状 | 1┷1 前歯根破折 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 女性 |
治療詳細 | ①初診 応急処置、診査 ②1┷1 OPE ③3日後チェック(痛み腫れなし) ④インプラント埋入8週後にセラミック作成のための型どり ⑤その2週間後にセラミックset(インプラント埋入日からは10週後) ⑥setから1週間以内に咬み合わせのチェック ⑦定期検診へ移行 |
治療期間 | 約2か月半 |
治療回数 | 5回 |
費用 | 990,000円(税込) |
リスク・副作用 | 定期的な咬み合わせのチェック(検診)が必要です。 |
治療環境や設備も比べてみてください
インプラント手術を第一に考えた、なかやま歯科のオペレーションルーム(手術室)。自動ドアで区切られ、衛生面への特段の配慮が施された空間には、よりよい治療に貢献する数々の設備も導入されています。
当院が導入する数々の設備や機材は、「院内設備へのこだわり」ページで一つずつご紹介しています。設備や機材をご覧いただく時には、「もしこの設備がなかったら」ということをご想像いただくと、これらの設備が揃う医院を選ぶ大切さに気付いていただけるはずです。
日々蓄積される、数々の治療症例
どこで治療を受けるかを選ぶ時、「ご自身の現在のお口の状態に近い症例を見つけ、どのような治療後の姿が期待できるかを想像してみたい」、「症例からインプラントによる治療のレベルを判断したい」と思われる方は決して少なくないはずです。
だからこそ当院では、実際の当院症例を公開することに重きを置いています。HPでの公開はもちろん、院内では待合の大型ディスプレイを用いて、各種治療症例を紹介するほか、プライバシーを保つカウンセリング室にて、様々な症例をご確認いただけます。
治療後は、全身の健康をサポートします
当院の受付・待合フロアに設置された小さなブース。その中では、歯科医院では滅多に目にしない、スポーツジムレベルの体成分分析装置で患者さまの体の状態を計測いただくことが可能です(どなたでも無料でお使いいただけます)。
インプラントによる治療後、しっかり噛めるようになると、太ってしまう患者さまも少なくありません。だからこそ当院では、患者さまのご要望に応じ、定期的な計測のみならず、管理栄養士による食事・運動指導を定期検診の機会を通じ提供しています。
これら一連を、
歯科医師の先生方にもお伝えしています
国内外の学会やシンポジウム、歯科医師向けセミナー、専門書執筆、そして今では歯科医師向けのインプラントによる治療解説動画も提供するにも至っていますが、これらは全て、当院が全国への拡大を進めるインプラントノウハウを歯科医師の先生にお伝えする大切な機会です。
それは、当院が「歯科医師の先生に認められる治療こそが本当によい治療」という考え方を持っているからです。講演やレクチャーの機会を通じ、専門家にしっかりと見せることができるインプラントによる治療、それが当院が追求する、インプラントによる治療の品質です。
治療費用例
治療名 | 詳細 | 治療期間の目安 | 治療回数の目安 | 値段(税込) |
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インプラントオペ | 歯根の代わりとなるインプラント体を顎骨に埋入していきます。 |
2か月~ | 1回 | 330,000円 |
抜歯即時埋入 | 抜歯と同時にインプラントを埋入します。外科が1回で終えるので、期間の負担が軽減されます。 |
2か月~ | 1回 | 22,000円 |
即時プロビジョナリゼーション | インプラントオペでインプラント体の十分な固定が取れた場合に限り、審美障害、咀嚼障害の軽減のための仮歯を装着することが可能です。 |
2か月~ | 1回 | 33,000円 |
※インプラントご契約部位のCT撮影は料金に含まれています。
※治療期間・回数はあくまで目安であり、症状などによって異なりますので、詳細は歯科医師にご確認ください。
・機能性や審美性を重視するため自由診療(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。
・インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
・高血圧症、心臓疾患、喘息、糖尿病、骨粗鬆症、腎臓や肝臓の機能障害などがある方は、治療を受けられないことがあります。
・手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
・手術後、歯肉・舌・唇・頬の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、あご・鼻腔・上顎洞(鼻腔の両側の空洞)の炎症、疼痛、組織治癒の遅延、顔面部の内出血が現れることがあります。
・手術後、薬剤の服用により眠気、めまい、吐き気などの副作用が現れることがあります。
・手術後、喫煙や飲酒をすると治療の妨げとなるので、1週間は控えてください。
・インプラントの耐用年数は、口腔内の環境(骨・歯肉の状態、噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの受診頻度、喫煙の有無など)により異なります。
・毎日の清掃が不十分だった場合、インプラント周囲炎(歯肉の腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。