2018.02.08 活動報告 院長中山が国際シンポジウム「MEGAGEN INTERNATIONAL SYMPOSIUM」にて、日本代表として講演を行いました
2017年10月14日~15日、東京都の新高輪グランドプリンスホテルにて開催された「The 13th Annual MEGAGEN International Symposium」において、院長中山が日本代表の1人として講演を行うとともに、当院歯科医師3名がポスターセッションを行いました。
毎年1度、世界各国で開催される当シンポジウム。昨年のスペイン バルセロナ開催に続き初の日本開催となった今年は、世界中から約1,400名の歯科医師の先生方(うち約1,200名は外国人歯科医師の先生方)が東京に集結され、各国のプレゼンテーターの講演に耳を傾けていらっしゃいました。
当院院長中山は、英語・フランス語・イタリア語・ロシア語・中国語をはじめとする複数言語の同時通訳を介し、即時荷重インプラント治療(インプラント治療後すぐに噛めるようにする治療)、治療期間の短縮をはじめとする「低侵襲かつ患者さまに優しいインプラント治療」、そしてこれら治療の根底に共通する「4Sトリートメント(Simple、Small、Short、Safety)」の考え方を中心に、当院の実際の症例を用いて各国の先生方にプレゼンテーションしました。
インプラントの世界には大きな変化が訪れています。従来においては、インプラントを埋入することこそが目的だったかもしれません。しかし、今はそうではありません。なにより現在では、インプラント治療は患者さまにとって辛い治療ではないのです。
そして今、私たち歯科医師が目的に据えること、それは患者さまをサクセスフルエイジングに導くことです。歯科医師という立場から、患者さまを健康長寿に導くことこそが目的であり、私たちの役目です。そしてこれを達成するための目標が、長期的視野に立ち、患者さまの負担が少ない治療、すなわち即時荷重インプラントをはじめとする治療により、早期に患者さまが噛める状態をつくることです。
患者さま目線で正しく目的を定め、QOL・QOD向上を見据えた歯科治療・健康サポートに医院一丸となって取り組み、チームで患者さまひとりひとりの健康を守る。それがこのプレゼンテーションに込めた想いであり、当院の毎日の取り組みそのものです。
すでに超高齢社会の中にある日本。この社会の中で、きっと一歩先のスタンダードになるであろう私たちの取り組みは、このようなプレゼンテーションの機会により、日本のみならず世界中に広がっていくものと信じています。
私たちはこれからも、患者さまの目線に立ち、より多くの方々の健康長寿に貢献できるよう、精一杯の取り組みを重ねてまいります。