2024.08.07 活動報告 院長中山がイタリア・ローマで開催されたメガジェン社国際シンポジウムに参加しました
2024年5月30日~6月1日、イタリアのローマにて、「2024 17th MegaGen International Symposium in Rome」が開催されました。
メガジェンジャパン社のインストラクター務める当院院長中山は、同じくインストラクターを務める数名の先生方とともにメガジェン社よりお誘いをいただき、ローマ現地でこの国際シンポジウムに参加しました。
シンポジウム会場では、インプラントの世界において国際的に極めて知名度の高い、新進気鋭のトマス・リンケビシャス先生とご一緒することもできました。
今回はローマということもあり、当院院長中山の発表はありませんでしたが、インプラント治療における最新のトピックスを幅広く学ぶことができる3日間でした。その中では、より安全・より確実なインプラント治療を求めるべく、これまで以上にデジタル化が進展する兆しが見えたことが印象的でした。
なにより、「デジタル技術」と「経験と実績に裏打ちされた人間の腕」は、どちらも欠かすことはできず、これらを両輪で捉え、それぞれの足並みを揃えた前進こそが大切であることは言うまでもありません。
自動車の運転を例に考えてみるとわかりやすいかもしれません。車を運転する際、カーナビゲーションは的確に目的地まで導いてくれます。しかし、その土地のことを自分自身が深く知り、どんな細い道も走りにくい道も運転する技術があれば、ナビゲーションだけでは叶えることができない、もっと短時間で、もっと容易な目的地への到達が可能です。当院が目指すのは、ナビゲーションと土地勘、そして運転技術のそれぞれをフル活用するような、デジタル技術と職人技が極めて高いレベルで融合するインプラント治療に他なりません。
事実、当院はデジタル・アナログ双方において、世界を先駆ける器材や技術を数多く導入していますが、私たちが求めるのは、まさに世界で認められる治療。そんな未来に向け、これからも切磋琢磨を続けてまいります。