2023.01.19 管理栄養士サポート なぜ柊鰯を飾る?節分の意味、振り返ってみましょう!
2月3日は節分です。
皆さん、節分と言えば、何を思い浮かべますか?豆まき?恵方巻?
節分は行事食、すなわち食べ物が特徴的で、私もついついそちらに目が行ってしまいますが、私自身、この季節になると、節分が持つ意味を毎年思い返すようにしています。
今回は、もちろん食べ物の話もしますが、少しだけ節分について振り返ってみたいと思います。
①「節分」とは、立春(季節が冬から春に代わる節目)の前日のこと。
②「節分行事」は、「邪気払い行事」。
③「福豆」は「1年間の無病息災」を願って食べるもの。豆は必ず炒り豆です!新しい年の厄払いなので、満年齢よりもひとつ多く食べます。
④「恵方巻」はその年の恵方を向いて食べると願い事が叶う縁起物。
⑤「柊鰯(ひいらぎいわし)」は魔除け。鬼は鰯の生臭い臭いと柊のトゲが苦手であることから、玄関先に柊鰯を飾ります。
福豆、恵方巻、骨ごと食べられる鰯…、よく考えたら、全て満足に噛めるお口でないと食べられないものばかりです。
福豆をすりつぶすには臼歯(奥歯)を、恵方巻をかぶりつくには前歯を、そして骨ごと食べる鰯は前歯も臼歯(奥歯)も使います。
皆さま、今年の節分は、節分の行事食を食べながら、「噛む力のチェック」をしてみませんか?痛みもなく、満足に噛みしめて食べられたら合格です!
もし何か違和感を感じたら、なかやま歯科にお越し下さい。当院には嚙み合わせ認定医が在籍しております!
ちなみに院内には、鰯を使ったレシピを置いています。ぜひご覧ください!
※イラストの文字、左から読んで「しわい」ではなく、右から読んで「いわし」です(笑)。
管理栄養士 石川