2022.12.14 管理栄養士サポート 【2022年冬】お口とカラダがよころぶはなし
12月22日(木)は冬至ですね。
近年、かぼちゃが注目を浴びるのはもっぱらハロウィンですが、実は日本には、昔から冬至の日にはかぼちゃを食べる風習があります。
かぼちゃはビタミンAが豊富に含まれている緑黄色野菜。ビタミンを摂って免疫力を高め、無病息災を願って寒い冬を乗り切る!という意味があります。
ということで、今月ご紹介するのはかぼちゃ、と言いたいところなのですが、今回は「ねぎ」を選んでみました。
今月描いたのは、三種類のねぎ。上から、
・こねぎ(上)
・葉ねぎ(中)
・根深ねぎ(下)
です。
根本に向かって、ある場所を境に、急に薄くなる緑色。
本物のように表現できるよう、描いては消してを繰り返していたところ、なんだか、面白いものが出来ていました。
まるで、ねぎの赤ちゃんみたいな消しゴムのカス。
皆さまにほっこりしていただければと、院内待合ロビーのディスプレイでも、こんな風に紹介しています。
そして今月も、おいしいねぎの見分け方をご紹介!こんなところをチェックしてみてください!
■表面がなめらか
■緑の部分と白い部分の境界線がはっきりしている
■葉(緑の部分)に白い粉がついている
■太さが均一で締まっている
さらに豆知識!長ネギの中の中心部にある、ヌルっとしたゼリー状のものをご存じですか?
実はねぎは、乾燥が苦手。それゆえ、ねぎ自体に乾燥から身を守る機能が備わっているんです。
それがヌルっとしたゼリー状の正体、「フルクタン」という成分。
ちなみにこのフルクタンも、食べると免疫力を高める効果を発揮します。
それでもやっぱり乾燥は苦手。ねぎを美味しく保つためには、ラップで包んで、冷蔵庫で保存してくださいね。
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【レシピ】
■材料(4つ分)
・長ねぎ … 1本
・生姜 …1かけ(ねぎの10%程度)
・油あげ …2枚
・爪楊枝 …4本
■ラクラク調理の「ねぎ巾着」の作り方
① 長ねぎを小口切り、生姜は皮をむいてみじん切りに。
② 長ねぎをタッパーなどに入れて電子レンジで温める。
(500Wで1分~1分半程度)
③ ②に生姜を混ぜ合わせる。
④ 油揚げを半部に切り、袋を4つつくる。
⑤ ③を④に詰め、爪楊枝で閉じる。
⑥ いつものおでんと一緒に煮たら完成!
※簡単おでん出汁の材料(2~3人前)
・水 …1リットル
・酒・醤油・みりん …各大さじ2
・出汁パック …1袋
・だし昆布 …1枚(あれば)
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ぜひ作ってみてください!
なかやま歯科 管理栄養士 石川でした。