2019.09.26 活動報告 当院歯科医師・歯科衛生士・管理栄養士が東京国際フォーラムで発表を行いました
歯科医師の先生方に自らの治療症例を発表すること、そして議論を重ね、よりよい治療を求めること、そんな取り組みこそ大切と考える私たちは、毎年6月に開催される日本最大級の臨床系学会「日本顎咬合学会学術大会」において、歯科医師・歯科衛生士ひとりひとりが歯科医療関係者を前に発表することを大切にしています。
2019年の第37回大会においても当院歯科医師、歯科衛生士、そして管理栄養士が、日々深みを目指してきたテーマについての発表を行いました。
現在のお口の状態から、将来噛むことが難しくなることが予想される患者さまに、しっかりと噛める状態を維持できるインプラント治療を行った症例を発表した歯科医師井関。
患者さまの意識をお口から全身に広げ、栄養指導・運動指導を通じ全身の健康をサポートする当院の取り組みを発表した管理栄養士兼歯科助手石川。
重度歯周病の患者さまの来院中断を乗り越え、症状の安定とその維持のための定期ケアに到達したケースを発表した歯科衛生士清水。
歯を失った患者さまに対し、今後さらに歯を失わないための治療を行うにあたり、頭部のレントゲン分析を加味することで審美性や機能性をより深く検討し治療を行ったケースを発表した歯科医師野口。
定期検診の機会を通じ、患者さまのお口の健康だけでなく、全身の健康に貢献する取り組みを発表した歯科衛生士原野。
デジタル口腔内スキャンなどを活用し、首尾一貫して審美性に配慮した治療を発表した歯科医師池内。
初期のむし歯によって歯の表面にダメージが見られる患者さまに、「次亜塩素酸ナトリウム」を用いて表面修復を行った症例を発表した歯科衛生士洪(ほん)。たいへん嬉しいことに、洪の発表内容は、ポスター発表者の中から一人だけが選ばれる「ヨシダ賞」に選ばれました。昨年の当院歯科衛生士井村の受賞に続き、2年連続の快挙に当院メンバー一同、喜びに包まれました。
神経を取り、もろくなってしまった歯の将来を見据えた症例を発表した歯科医師山崎。
昨年に続き、マイクロスコープを活用した歯科衛生士業務について発表した歯科衛生士井村。
インプラントを入れた後、その日のうちにご自身のお口で噛めるようになる「即時荷重インプラント」の講演を行った当院院長中山。
なかやま歯科を卒業し、全国各地で開業するに至った仲間たちや、勉強会を共催するなど、ともに切磋琢磨する歯科医師の皆さまなど、多くの仲間と一堂に会し、さまざまな議論を繰り広げられることができることも、私たちにとってこの学術大会が大切な機会である一つの理由です。
私たちはこれからも、知識と技術を深め広める機会を大切にし、よりよい治療に向けた取り組みを続けてまいります。