2014.12.05 審美歯科 セラミック 【当院のセラミックのこだわり】事故で折れた前歯の審美歯科治療
初診時年齢 | 24歳 |
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主訴 | 事故で前歯が折れた |
処置内容・方法 | セラミックによる修復治療 |
費用 | 30万8000円(税込) |
治療期間 | 2ヶ月 |
リスク | 治療方法や費用、治療期間などは、ケースによって異なります。患者さまに合わせた治療計画をカウンセリング時にご提案いたしますので、治療例は参考程度にご覧ください。 |
事故で前歯が折れてしまい、見た目の回復をご希望されました。
模型上でセラミックの形や、歯をどれくらい削る必要があるかを診断しました。これを診断用ワックスアップといいます。
その結果、向かって左の歯はラミネートベニア、右の歯はオールセラミッククラウンで治療することになりました。
歯と歯ぐきの間の溝に糸を入れて、歯ぐきが倒れ込まないようにします。歯肉圧排というテクニックです。
これが精密な型取りをするための当院のこだわりです。糸は全部で2本入れます。麻酔をした状態なので、痛みを感じることはありません。
黄色の糸を外すと、歯ぐきと歯の間にスペースができています。そのスペースから下に入れていた1本目の黒い糸が見えています。
しばらく歯ぐきはこの状態になっているので、その間に型取りの材料を流し込んでいきます。
セラミックの型取りには変形の少ないシリコン材料を使うので、精密な模型が出来上がります。
患者さまに見えない部分ですが、当院のセラミックは精密さを追求することにこだわっています。
分かりにくいかもしれませんが、「歯肉圧排」をした方が歯と歯ぐきの間の溝が再現されています。
それをしていない模型では顕微鏡で見たときに、どこまでが歯でどこからが歯ぐきなのか正確に分からないためエラーが生じます。
精密な模型を使って完成した、ラミネートベニア(左)とオールセラミッククラウン(右)です。
向かって左側にラミネートベニアを装着したところです。
向かって右側にオールセラミッククラウンを装着したところです。
周りの歯と調和して審美的で精密な治療を行うことができ、患者さまにも満足していただいています。