Before/After
症例紹介
2023.04.19 審美歯科 ダイレクトボンディングで審美修復
初診時年齢 | 27歳 |
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主訴 | 銀の詰め物を白くしたい |
処置内容・方法 | 右下6ダイレクトボンディング |
治療期間 | 1時間 |
治療回数 | 1回 |
リスク | 過度な力による詰め物の破折 |
銀の詰め物の見た目が気になるとのことで来院され歯を削る量を最小限に抑えられるダイレクトボンディングをご希望されました。
歯を削らないよう丁寧に銀の詰め物だけ除去していきます。
銀の詰め物を外すとレントゲンには写っていなかった小さな虫歯があったので除去し、歯との接着に邪魔になる水分が入らないようゴムのカバー(下画像緑部分)を付けてセラミックの粒子が練り込まれた樹脂をお口の中で形作っていきます。
ゴムのカバーによって歯が乾燥し白濁しているため最初は詰め物との色のギャップが少しあります。
治療後1週間の様子です。
歯に水分が戻ってきて色がなじみ自然な仕上がりとなりました。
前後の歯は他院で保険の樹脂で治療してあるものです。比べると見た目の違いがよくわかると思います。歯がもともと持つ形態に寄せることで長期的な予後を良くすることができると言われています。他にも用いる材料や器具、工程も異なるため二次的な虫歯や着色も起きにくいです。
ダイレクトボンディングの利点は歯を削る量が最低限で済むこと、1日で処置が終了すること、自然な仕上がりになること、詰め物が欠けても部分的な修復が可能なこと等が挙げられます。ただあまりに大きな範囲の修復には向いていないのでご興味のあるかたは一度ご相談ください。